iOSアプリ開発者として就職活動をする場合にたしなんでおきたい6つの事
@TonnyXu さんから引き続き、iOS Advent Calendarの13日目となります。
iPhoneアプリ開発もといスマートフォンアプリ開発者として就職活動中の @haoyayoi です。iOSもといスマートフォンのアプリ開発で食っていくお仕事につきたい場合、事前にどれだけの内容について最低限たしなんでおけばよさそうか、6つほどピックアップしてみました。
1.iPhoneアプリを沢山作って申請しておこう
某転職サービスを利用して、サービス担当者とお話をして強く言われたのが、
「皆さん、iPhoneアプリ作れます、って言う割に、何を作ったんですか、ってきくと、口ごもるんですよね〜。」
一応数年前に一本、そして先日もう一本仕上げていた身だったので、「作ってないのに作れます、ってのは流石にないですよねー」とかえしたんですが、2本はやっぱり少ないなと自分でも思うところです。(1年6ヶ月程はLL及びサーバの知識を付けるのに精一杯だった、とか泣き言ですね、はい。)
2.githubにアカウントをつくって利用しておこう
某転職サービスの担当者から更に言われた事が、
「つくっていらっしゃるんですね!ではソースコードとか拝見させていただけますか?」
さすがに有料アプリのソースコードを積極的に公開する人はそうは居ないと思うんです、はい。
また、某らいおんなiPhoneアプリのこともあって、projectを丸ごとアップするのには抵抗ある開発者の方もそこそこいるはず。なので、何か小さめなサンプルプロジェクトを公開するのも手かもしれません。もしくはgistとか。
3.Linuxのコマンドラインになれておこう
とはいえ、ボリュームがあることも確かです。とりあえず git に慣れておくことは大事だと思われます。「Xcodeからじゃないとgit触れません(テヘ」なんて口にしたら、空気が固まる可能性もあります。
あたりをたしなんでおくと、さらに色々と頼れる人材になるかもしれません。
5.サーバにも慣れておこう
サーバ上でWebAPIを作れるようになれば、iPhoneからサーバを通して色々なアクションがとれるようにもなります。LLを覚える必要もありますが、Objective-Cを覚えられたのだから大した労力でもないでしょう。
レンタルサーバとしては、
など、他にもいくつかありますが、とりあえずはお金そこまで掛からない場所を選びたいところです。
WebAPIの開発言語としては、
などありますが、php覚えればとりあえずは色々大丈夫だと思います。
MySQLも操作できるようになっておくとなおよしです。
また、iPhoneアプリのサポート用ページをCGIなどで書き直してみるのも手ですね。
6.javaも覚えてみよう
Android開発にも思い切って取り組んでみましょう。「も」というにはボリューム感は若干ありますが、Titanium Mobileなどではキャッチしづらいディープな部分も掴めるようになるはずです。Eclipseの操作に馴染む必要もありますが、Xcodeに馴染んでいるのなら大した問題ではないでしょう。ただ、実機確認という点が厳しいかもしれません。
まとめ
6つほどピックアップしてみました。いかがでしたでしょうか。
なお、世の中
- iPhoneネイティブアプリ開発者として採用されたのに、サーバ上でLL触る仕事ばかり任されてobjc全然触れなかった
- AndroidとiOSのネイティブアプリ開発なんてやってる内容は同じもんだとしてプロジェクトを任された上で、仕様がネイティブ機能ガン無視で、最終的に炎上して焼結した。
- ネイティブのUIとか画面なんて全部html5で置き換えられるだろうと主張されて、ネイティブにタッチできない
なんてことはよくあります。
ネイティブアプリ開発について、スマートフォンの特性及び操作体験について、きちんと理解している会社に就職したいものですね。
明日は @kaz_29 さんです。