あたらしものずきっ!

試してみたものとか、遊んでみたものを色々記してみます。

git pushでdeployな生活をつくる方法

時間が時間なので、さくっと。

gitでpushするとdeploy、というgitでソースコードなど管理してる場合にはかなりお手軽な反映方法なんだけど、その方法が綺麗にまとまってなかった。試行錯誤しつつようやく出来上がったのでメモとして残しておく。

作業した環境は、さくらVPS上のdebiandebianの導入周りとかはやってる人もおおいので割愛。

gitユーザをつくる

adduser --disabled-password git
su - git

リモートのgitリポジトリをつくる

mkdir ~/repos
cd ~/repos
mkdir Hoge.git
cd Hoge.git
git init --bare

vim hook/post-receive
#次の一文を足す
(cd /home/git/www/Hoge; git --git-dir=.git pull)

chmod +x ~/repos/Hoge.git/hooks/post-receive

deploy先をつくる

cd ~/
mkdir www/
cd www
git clone ~/repos/Hoge.git

公開鍵をVPSからlocalに転送して登録

ssh-keygen -t rsa
scp ~/.ssh/id_rsa.pub to.localhost*~/

あとは、ローカルにリポジトリつくってリモート先を登録するだけ。git pushすると、hookによって、展開先ディレクトリにcloneしたリポジトリ内でpullがかかる。

要点としては、deployする先はgitユーザの公開ディレクトリ、というところ。gitユーザ権限の関係で通常はそこじゃないとhook時に公開ができない。これに気がつかなくてはまった。

dotcloudでmixiアプリをつくる

まだ途中だけど、メモっておいたほうがよさそうなのがだんだん増えてきたので書く。

構成は、Amon2 + Teng。OAuth Signature検証のため、Crypt::OpenSSL::CA::X509とかも使ってる。

osx上でCrypt::OpenSSL::CA::X509を入れようとしたら、何故かパスを認識しなくて「gcc-4.2ないよー」、とか「ppcないよー」、とか怒られて入れるの苦労したのに、dotcloudに上げてみたら何事もなく入ったのはステキだった。

mysqlを設定にかかってるところ。一段落したらまた書くことにする。

さくらスタンダードプラン上にTengをいれるほうほう

Amon2ついでにTengいれようとしたら、sqlがどうもsyntax error起こしているようで入らない。sqlite3がそもそもさくらに入っていなかったので、それが原因かと思っていれてはみた。

wget http://www.sqlite.org/sqlite-amalgamation-3.7.2.tar.gz
tar xvfz sqlite-amalgamation-3.7.2.tar.gz
cd sqlite-amalgamation-3.7.2
./configure --prefix=$HOME/local
make
make install

が、それでも無理だった。念押しで初期状態で入ってるDBD::SQLiteをcpanmで入れてみたけどそれでもダメ。SQL::Makerのバージョンも最新で特に問題はなさげ。こうなるとローカルではすんなり入ったTengをいじらねばなるまいかと、仕方なく、

cpanm --look Teng

で、あっさりと問題は解決。

  • lib/Teng.pm
sub _insert {
     my ($self, $table_name, $args, $prefix) = @_;

-   $prefix ||= 'INSERT';
+   $prefix ||= 'INSERT INTO';
     my $table = $self->schema->get_table($table_name);
  • lib/Teng/Plugin/Replace.pm
sub replace {
      my ($self, $table_name, $args) = @_;

      my $table = $self->schema->get_table($table_name);

      for my $col (keys %{$args}) {
           $args->{$col} = $table->call_deflate($col, $args->{$col});
      }
-     my ($sql, @binds) = $self->sql_builder->insert( $table_name, $args, { prefix => 'REPLACE' } );
+     my ($sql, @binds) = $self->sql_builder->insert( $table_name, $args, { prefix => 'REPLACE INTO' } );
      $self->_execute($sql, \@binds, $table_name);$

insertのほうはprefix渡さなければ大丈夫なんだけど、replaceはそうもいかない。にしてもなぜコケるのかがわからない。やはりsqliteのバージョン問題なのかな。

Amon2をさくらスタンダードプラン上に設置する

ちょろちょろと作業しつつ、なかなか動かないので面倒で放置してたけど、気合いれて動かしてみた。予めローカルで作成しておき、ひと通りできたところで転送という形。

ローカル編

cpanm --mirror http://orepan.64p.org/ Amon2

amon2-setup.pl Hello

さくらスタンダードプラン故の宿命で、とりあえずextlibを掘って、そこに依存モジュール突っ込む。installdeps使ってみたけど、うまく入らなかったので只管errorlogとにらめっこ。

plackup -r app.psgi

mkdir extlib
cpanm --force -l ./extlib/ Foo::Bar

ひと通りファイルが入ったところで、app.cgi作成。もちろんこれも一筋縄ではうごかないので、とりあえず動くまで入れる。

#!/usr/bin/perl
use lib qw(./extlib/lib/perl5);
use strict;
use warnings;
use utf8;
use Plack::Loader;

use Plack::Util;
 
use Path::Class qw(dir);

my $psgi_path = dir("home", "bar");
my $app = Plack::Util::load_psgi('/'.$psgi_path.'/app.psgi');
Plack::Loader->load('CGI',  port => 5000 )->run($app);

URLにこだわりたかったので、htaccessも追加。

RewriteEngine On
RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/app.cgi
RewriteRule ^app.cgi - [L]
RewriteRule ^(.*)$ app.cgi/$1 [QSA]

そしてHelloディレクトリ丸ごとさくらにあげる。

さくら編

とりあえず、ローカルでやったように、動くまで確認する。

cd ~/www/Hello/
cpanm --force -l ./extlib/ Foo::Bar

さくらスタンダードプランは、当日のエラーログをみるためには管理画面へアクセスしなければならないという面倒仕様なので、ブラウザとにらめっこしながらコンソール叩く。

Xcode4に上げた状態でppcサポートが入ってるCPANモジュールを入れる方法

訂正

ログ見直したところ、YAML::Syckは該当してませんでした。早とちりしてたようです。あと、環境設定とバージョンによっては記述が含まれてないようで(設定弄って入れなおしてみたら含まれてなかった)、実際にこけたら対処するのがいいのかも。



YAML::SyckでMakefile

-arch ppc

が入っているモジュールの場合、Xcode3からXcode4に上げた時点でppcサポートがなくなるため、testの段階でこけるようになる。

Makefileに修正いれればこけなくなるけど、毎回ppcサポート入ってるモジュールにそれをするのも面倒な場合は、Xcode3を別ディレクトリに入れる。その際にSDK関係のファイルは入れなくても問題ない。

MacBookAirを使ってAriakeWalkerの設定を行う方法

Windowsでのやりかたはあちこちに溢れてるんだけど、わりとmacでのやり方が見つからなかったので、今後の備忘録も兼ねてメモしておく。転送先デバイスGalaxy Tab SC-01C。

作業自体はTerminalにて。予めhomebrewを入れておく。

コミケカタログCD内のデータを編集するのに必要なコマンドを入れる。

brew install nkf
brew install sqlite
  • CCATALOG79.DB
  • C079CUTH.CCZ
  • C079CUTH.CCZ

を適当な場所に置いて、

sqlite3 CCATALOG78.DB .dump | nkf -Es -Sw -Lu | sqlite3 CCATALOG78_3_u.DB
mv C079CUTH.CCZ C079CUTH.zip
mv C079CUTL.CCZ C079CUTL.zip
mkdir H L
unzip C079CUTH.zip -d H
unzip C079CUTL.zip -d L

あとはSDカード直下に、AriakeWalker\C78\とディレクトリを作って、その中に

  • CCATALOG78_3_u.DB
  • H
  • L

を投下。ファイルに転送にはsmbよりもBluetoothを使うほうが、手間掛からないかもしれない。

参考memorandum

Yacafiの動作を読み解く3

http://d.hatena.ne.jp/hao_yayoi/20100827/1282843571:titlle=Yacafiの動作を読み解く2より引き続き

86 〜 95行目

 86     $yacafi =~ s/### NO PACK\n.+?### NO PACK END\n//sg;
 87     $yacafi =~ s/\n__END__\n.+$//s;
 88     $yacafi =~ s/'\.\$CURRENT_CLASS\.'/$CURRENT_CLASS/g;
 89     $yacafi =~ s/\$CURRENT_CLASS/$CURRENT_CLASS/g;
 90 
 91     my $global = '';
 92     for my $code ( $yacafi =~ /### GLOBAL\n(.+?)### GLOBAL END\n/sg ) {
 93         $global .= $code;
 94     }
 95     $yacafi =~ s/### GLOBAL\n(.+?)### GLOBAL END\n//sg;

引き続きYacafi.pmのソースコードを置換する処理。Yacafi.pmの中身の殆どがメタプログラミングのためのものというのがよくわかる。

97 〜 104 行目

 97     my $cgi = _read_file( ( caller(1) )[1] );
 98     $cgi =~ s/use (?:Yacafi|strict|warnings).*?;\n//sg;
 99     $cgi =~ s/\$Yacafi::/\$/g;
100 
101     my $shebang;
102     if ( $cgi =~ s/(\#\![^\n]+)//s ) {
103         $shebang = $1;
104     }

今度は、use Yacafiで実際に書いていたソースコードを対象にした置換作業。98行目でuseしてた行を消し、99行目でYacafiグローバル変数名から名前空間部分を消す。102行目にてシェバン(UNIXスクリプトの#!から始まる1行目)があればそれを変数に保持。

次はtemplate_builderなんだけど、多分これが一番手が込んでる感じなので、とりあえずここまで。